東日本・中日本・西日本高速道路は4月25日、高速道路の暫定二車線区間の長大橋とトンネル区間における正面衝突事故防止対策として、車線区分柵(仮称)の技術開発の公募を開始した。
暫定二車線区間の反対車線への飛び出し事故防止対策として、標準幅員が10.5mである土工と中小橋(橋長50m未満)区間ではワイヤロープの試行設置に取り組んでいるが、標準幅員が9.5mである長大橋(橋長50m以上)とトンネル区間でワイヤロープを適用する場合には設置、固定方法に課題があるため、公募により車線区分柵の技術開発を行う。
応募技術の中から選定された技術は、高速道路の正面衝突事故防止対策に関する技術検討委員会等と適宜連携をとり、実験等による性能の検証を行い、実用性に係る効果及び課題について評価し、効果が認められたものについては高速道路の暫定二車線区間に試行採用していく。
■公募の概要
公募期間:4月25日~7月24日(3か月)
実験等による検証期間:2017年10月(予定)から概ね1年程度
■募集要項
http://www.c-nexco.co.jp/activity/proposal/
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