オプテックスは5月、通信・データベースまでをパッケージ化し、手軽に低コストでIoTビジネスが実現できるスマートセンサ&データソリューション「オプテックス センサ コネクト」を提供開始する。
従来のセンサネットワークシステムは、センサからゲートウェイ、通信、サーバー、運用環境などをそれぞれの仕様に合わせて組み合わせて構築しているが、オプテックスが提供する「オプテックス センサ コネクト」は、センサからデータをクラウド上に展開するまでを一括で提供することで、サービスの導入・運用開始がしやすくなる。
センサの信頼性は、サービス品質を大きく左右するため、センサメーカーであるオプテックスが創業から培かってきた現場力、ノウハウが有効となる。
物流や設備管理、駐車場運営のパートナー企業とアライアンスを組み、順次用途を広げていく。
既にさまざまなシーンでの業務効率化や生産性向上、資産の利活用などに「オプテックス センサ コネクト」の導入が進んでいる。
物流の効率化ソリューションでは、宅配ボックスの稼働状況&安全運転支援サービスで配達業務の軽減と従業員の安全運転管理を実現。
無電源宅配ボックスの稼働状況をセンシングし、荷物の到着や受取などを遠隔で管理。宅配サービスでの課題である、再配達に伴う業務負荷とコスト増を軽減し、サービス利用者の新しい受け取り方の仕組みづくりを実現する。
また、急発進やスムーズな運転などをセンシングすることで、運転手ごとの運転レベルを比較することを可能にする。運転手を斡旋する事業者が、運転手のKPIのひとつとして、安全運転を評価し、業務斡旋先の優先順位づけや、配送サービスの品質を向上させる。
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オプテックス
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