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三菱自動車/投資額650億円、インドネシアに新工場開所

2017年04月25日/国際

三菱自動車は4月25日、インドネシアで新工場を開所したと発表した。

最新鋭の新工場への投資額は650億円で、従業員数は3000人、最大の生産能力は年間16万台となる。

ブカシ県のGIIC工業団地にある新工場は、三菱自動車が三菱商事、現地パートナーPT Krama Yudhaとともに設立した生産合弁会社ミツビシ・モーターズ・クラマ・ユダ・インドネシア(MMKI)により2年間をかけ建設した。

新工場では、好評のSUV「パジェロスポーツ」の生産を開始し、次いで7人乗りの新型MPVや小型商用車「COLT(コルト) L300」を生産車種として追加する。

三菱自動車はタイとフィリピンで生産事業を行っており、ブカシ工場の稼動は、三菱自動車のアセアン地域での事業拡大の役割を担う。

2016年に三菱自動車がルノー・日産アライアンスのメンバーとなった時に34%の出資を行った日産自動車も支援している。

三菱自動車とルノー・日産アライアンスのカルロス・ゴーン会長は「この工場は、インドネシア、アセアン地域と三菱自動車の成長の可能性に対する支持の表明を意味している。アセアン地域で最も大きく重要な市場の一つであるインドネシアに雇用を創出し、投資を行うことを誇りに思う。インドネシアはアライアンスにとって生産拠点並びに輸出拠点の強化につながる」と述べている。

■新工場の概要
生産開始:2017年4月
所在地:インドネシア共和国 西ジャワ州 ブカシ県(首都ジャカルタ市から東に37km)
生産能力:16万台/年
敷地面積:30ヘクタール
従業員数:約3000名(2018年3月)
生産車種:「パジェロスポーツ」、小型MPV、「COLT L300」

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