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日立建機/PTCのサービスパーツ在庫最適化ソリューション採用

2017年06月23日/IT・機器

PTCジャパンは6月23日、日立建機に、全世界でのサービスパーツの在庫最適化をめざし「PTC Service Parts Management (SPM) SaaS」の提供を開始したと発表した。

PTCのSPM SaaSは、サービスライフサイクル管理(SLM)ソリューションServigistics(R) の一製品。全世界からインターネットでアクセス可能な、柔軟かつ拡張性を備えたPTCクラウド基盤上で、業界最高水準のサービスパーツ在庫最適化ソリューションを提供する。

日立建機は、世界170を超える国や地域の顧客に対して、数十万点のサービスパーツをタイムリーに供給するため、400を超えるサプライチェーン拠点を管理している。日立建機では、現在、経営改革の一環として、2020年の在るべき姿を実現するシステム導入を推進していることから、SPM SaaSの採用もその一環。

なお、日立建機では2015年に、PTCが提供するサービスナレッジ管理による現場故障診断力強化の仕組み「Service Information Viewer」を導入している。これは、適切かつ即座にサービスマニュアルを始めとした、各種サービス資料の必要な情報へアクセスできるようにしたシステムであり、即応性が求められる現場での故障診断効率が大幅に改善されている。

SPM SaaS導入により、多階層のサプライチェーンでの在庫最適化(Multi-Echelon Optimization)、下層拠点の需要を自動連動させ上位拠点での発注計画に即時反映する機能(Connected Replenishment)、将来的にはIoTを活用し、高度な機能性を活用することで、さらなる顧客満足度の向上と共に売上拡大と在庫最適化の両立をめざす。

SPM SaaS導入後のシステム運用については、プロジェクト段階から参画している日立システムズがSPM SaaSのスムーズで快適な運用をサポートする。

■PTC サービス部品管理ソリューション
http://www.ptc-jp.com/service-lifecycle-management/service-parts-management

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