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みやぎ生協/新共同購入センター「仙台中央センター」開所

2017年06月23日/物流施設

みやぎ生協は6月12日、11か所目となる新しい共同購入センター「仙台中央センター」を新設し、6月9日から稼働したと発表した。

<仙台中央センター>
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今までの配送センターの狭隘化を解消して共同購入の今後の事業拡大に対応するとしている。

仙台中央センターの役割として、仙台中心部に開設することで既存の配送エリアを吸収し、共同購入全体の配送効率を高める。

また、このセンターは80車(供給高50億円)まで収容できる。仙台中央センターの配送地域を広げることで、今後も増加する利用者に対応し全体の配送効率を維持する。

設備関連では、太陽光発電設備(全量売電)を導入。災害時の対応として非常用発電設備、防災用トイレと防災用炊き出しかまどを設置した。

自家用SVO(ストレート・ベジタブル・オイル)発電設備を導入し、環境負荷の少ないシステムを導入する予定。

地球温暖化対策として、冷凍冷蔵設備の冷媒に自然冷媒(CO?)を採用した。また、施設内の照明は全てLEDランプを採用した。災害時に受水槽の水が使用出来るように水栓を設置している。

働きやすい職場環境への工夫として、事業所内保育「コープこやぎの保育園」を併設しているため、職員が子どもを預けて仕事ができる(現在3人の職員が子どもを預けている)。

また、冷蔵庫・冷凍庫をプラットホーム中央に配置し、各扉を2方向に設ける。2方向に設けることで冷蔵庫・冷凍庫から商品を移動する作業動線が短くなり、効率的に作業が行える。

■仙台中央センターの概要
所在地:仙台市宮城野区苦竹3-4-35
敷地面積:9161.24m2  
延べ床面積:3082.90m2
車両台数:56台(営業7台・委託配送14台含む)
配達エリア:仙台市中心部(青葉区・宮城野区・若林区・太白区)
職員数:74人(委託配送14人含む)
利用組合員(週平均):1万4780人
年間供給(売上)高:30億円

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