シーアールイー(CRE)は7月31日、物流倉庫の賃貸事業(倉庫マスターリース事業)を行う企業4社と共同で、一般社団法人日本倉庫マスターリース協会を設立すると発表した。
業界全体の健全な発展を企図し、倉庫マスターリース事業者4社と共同で業界団体を設立することで合意したもの。設立時における新団体の運営するマスターリース物件数は約2300棟となる。
新団体は、「協会会員間の横の連携を密にすることでの適正な運営と持続的発展」、「産業政策や税制改正等の検討に必要な情報の配信」、「業界統計の作成や広報活動を通じた当業界の透明性と知名度の向上」を目的に活動を行う。
設立時は5社での活動開始となるが、順次新協会員の加入を募り、業界全体の発展に貢献していく。
なお、現在、わが国の物流倉庫でのマスターリース事業は、ノンアセット型3PL市場の成長、BtoC市場の拡大に伴うラストワンマイル拠点の再構築等を背景に、その重要性が高まっている。
その一方、倉庫マスターリース市場には業界団体が存在せず、事業者間の連絡協調不足、当業界全体の透明性と知名度の低さ、といった諸問題が生じていた。
■設立する業界団体の概要
名称:一般社団法人日本倉庫マスターリース協会
所在地:東京都港区虎ノ門2-10-1
理事 代表理事 近藤正昭(シーアールイー 取締役副社長)
理事 澤田耕一郎(浦和中央倉庫 代表取締役)
理事 樋高康裕(ロジコム 取締役)
理事 三田佳美(サン都市建物 代表取締役)
理事 鈴木裕司(拓洋 代表取締役)
設立年月日:2017年8月1日
主な業務内容 ・倉庫マスターリース業に関する調査、及び研究
・倉庫マスターリース業に関する情報の収集、整備及び頒布
・倉庫マスターリース業に関する情報システムの開発等
決算期7月31日
問い合わせ
日本倉庫マスターリース協会
事務局
TEL:03-6277-8596
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