マンハッタン・アソシエイツは8月1日、倉庫従業員の業務への取り組み(Employee Engagement)を強化するソリューション「Performance at Work」を新発売した。
エンプロイー・エンゲージメントは、 従業員が自己の職務に対して熱意と誇りを持って取り組めているかどうかを示す概念であり、 仕事へのモチベーションと企業への愛着がどれくらいあるかを測る指標として、 欧米を中心に活用の広がりを見せている。
マンハッタンが発売を開始したこの新たなソリューションにより、 物流現場での生産性向上や離職率の低下を実現することができるとともに、 結果的に顧客満足度の大きな向上につなげることが可能になる。
「Performance at Work」は、倉庫の従業員の業務活動を、組織で決定した目標や指標と合致させ、管理者からのパフォーマンスに関する頻繁なフィードバックを重ねることで、業務に対する従業員の満足度向上を高めることを可能にする。
しかも、 スマートフォンなど個々が所有するモバイルデバイスを介して、コミュニケーションの活性化を手軽に行うことができるよう設計されている。
マンハッタンの新たなソリューション「Performance at Work」は、 最新のモバイルテクノロジーを装備することで、現代のデジタルネイティブな従業員とのコミュニケーション強化をスムーズに実現し、ミレニアル世代の従業員が求めている業務のパフォーマンスに関する頻繁なフィードバックを容易に行うことを可能にする。
そして、モバイルデバイス上の継続的なパフォーマンスデータに、チャレンジ・ベース・ラーニングの手法を組み合わせることで、個々の倉庫従業員の、業務に対するエンゲージメントを高め、上司との間に極めて肯定的な関係構築を行えるような仕組みを提供する。
マンハッタンでは、従来の倉庫管理システム(WMS)に労働管理(LM)機能を組み込むことで、労働状況のレポートを即座に配信することを可能にし、従業員の生産効率に関する可視性を大きく向上させた。
通常は別々のコンポーネントとして稼働しているLMとWMSの統合によって、マンハッタンのPerformance at Workはデータを即時に参照することができ、短時間でROIを算出することが可能になった。
日本通運/倉庫で働くことが困難だった人々の障壁を取り除くプロジェクト開始