農業総合研究所は10月12日、デリカフーズホールディングスとの間で、業務提携契約を締結し、青果物流通での新たなインフラを構築すると発表した。
デリカフーズHDが構築してきた大規模農家向け外食・中食流通インフラと、農業総合研究所が構築してきた中小規模農家向け小売流通インフラが相互に乗り入れ可能となり、青果物流通の新たなインフラが構築できると期待している。
物流では、デリカフーズHDが全国に展開する冷蔵センターを農業総合研究所の流通拠点として共有することで、施設・作業・物流の効率化を図る。
農業総合研究所は冷蔵センターを共有することで、温度管理および品質管理の更なる向上を図る。
デリカフーズHDは農業総合研究所の流通活用を視野に、今後全国での冷蔵センター設置を進め、調達から集荷、各店配送の物流インフラを構築する。