商船三井とMOLマリンは1月16日、横浜国立大学教育学部附属横浜中学校の2年生4名の校外学習に協力した。
生徒たちは、MOLマリンの海上実務者向け操船シミュレーターで横浜港出港の様子を見学したあと、難所である関門海峡の操船を体験した。
授業では聞かない海運独特の英語や言い回しに戸惑い、擦れ違う船の進路を妨害しそうになりながら、MOLマリン船長の指示を受けて奮戦すること1時間半。衝突や座礁する事なく、無事、瀬戸内海に到達することができた。
シミュレーター体験後、生徒たちは、海運会社の使命や、働く事の意義などについて、熱心な質問をし、同校が目標とする「社会に出た時に必要になる生きて働く力(リテラシー)」が、自分の中で一回り大きくなったことを実感する一日となった。