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ジーオー・ファーム/沖縄の国際物流拠点活用でカキをアジアへ輸出

2018年04月09日/SCM・経営

ゼネラル・オイスターの子会社、ジーオー・ファームは4月9日、内閣府の2018年度「沖縄国際物流拠点活用推進事業費補助金」の交付決定を4月3日に受けたと発表した。

沖縄の国際物流拠点(那覇空港、那覇港、中城湾港新港地区)を活用して製品を沖縄県外へ搬出する、先進的かつ沖縄の特色を生かしたものづくり事業又は沖縄で付加価値を付ける物流事業を総合的に支援することで、沖縄から搬出する製品を増やし、沖縄の産業の振興に寄与することを目的としている。

事業テーマ名は、先進的・世界初の完全陸上養殖による“あたらないカキ”アジア輸出事業。

事業の概要は世界初となる完全陸上養殖によるウィルスフリーの牡蠣を沖縄県久米島で誕生させるため、新設する小規模養殖施設において実証実験を開始する。

アジア市場を中心として海外へ流通させるための提携先探索を開始し、沖縄の国際物流拠点としての有利性を活かした体制を構築することを目指す。

補助事業期間は交付決定後、2019年3月末まで。補助金額は7400万円。

“あたらないカキ”とは、人体に有害なウィルスが含まれない海洋深層水で満たした陸上の水槽で、種苗から成貝に至るまで一貫して育てることにより、ウィルスフリーの牡蠣(=あたらないカキ)が実現する。

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