プロロジス(世界本社:サンフランシスコ)は4月17日(現地時間)、2018年第1四半期(1~3月)の決算結果を発表した。
1株あたりの純利益は0.68ドル(前年同期0.38ドル)、期末時点の運営中施設稼働率98.6%(96.6%)、既存施設におけるリース契約時の実質賃料上昇率(会計上)16.0%(14.4%)。
投資額は約4億3900万ドル(約460億9500万円)、新規開発約4億2700万ドル(約448億3500万円)、物流施設の取得約1200万ドル(約12億6000万円)、物流施設・開発用地を売却またはファンド移管約9億6,100万ドル(約1009億500万円)。
プロロジス会長 兼CEOのハミード R. モガダムは、「今年の初めに、業界随一のガイダンスを定めており、第1四半期の業績はこの計画を実行していくための第一歩を反映したものとなりました。マーケットのコンディションは引き続き極めて良好で、我々の戦略は定まっています。今後はそれを着実に実行していくだけです。」と述べた。
最高財務責任者のトーマス S. オリンガーは、「当社は借入の加重平均コストを下げ続けており、現在では2.8%となっています。また、第1四半期中に償還期限2年の4億ユーロの債権を-0.1のオールインコストで発行しています。これは、当社が世界中で好機をとらえて資金調達ができる力を表しています。」と述べた。