中村屋は7月18日、埼玉県入間市に武蔵工場が竣工したと発表した。
工場は、高品質な中華まんの需要が高まる中、今後の事業の拡大に対応するため、中村屋独自の生産技術を集結した中華まんの製造工場で、8月から本格稼動を予定している。
新たな生産管理システムの導入により、トレーサビリティ(生産履歴の追跡)とフードディフェンス(食品防御)で品質保証体制を強化し、「食の安全・安心」を提供する。
徹底した自動化ラインを導入することで、省力化・省人化を図り、作業環境の向上を目指す。
地域密着型工場として地元小中学校の社会科見学をはじめ、一般にも見学できるコースを設けた工場見学施設を、2019年に開館の予定。
■概要
名称:中村屋武蔵工場
住所:埼玉県入間市大字狭山台字武蔵野234-1
敷地面積:約8万3000m2
延床面積:1万7648m2
構造:2階建て
投資総額:約100億円(建物・設備)
生産品目:中華まんじゅう