福山通運は8月21日、リトアニア共和国に本社を置く UAB Hoptrans Logistics社(HOPTRANS)と業務提携を行ったと発表した。
業務提携は、ヨーロッパと日本を含む東アジアでのさまざまな物流ニーズに対応するため、リトアニア共和国を物流ゲートウェイとした物流システムを両社で構築する。
福山通運はヨーロッパ向け貨物の取扱いを、HOPTRANS 社は日本を含む東アジア向け貨物の取扱いを本格化させることを目的としている。
両社は、物流サービス・IT分野などでのノウハウや強みを相互に活用することや人事交流の実施により人材の育成に努めることなど、両社の事業基盤の強化を目指す。
今回の業務提携では、経済分野に加えて日本とリトアニア共和国との文化面や学術面での交流を教育機関などとの連携により推進していくことも含まれている。
■HOPTRANS 社の概要
本社所在地:リトアニア共和国カウナス市
設立:1993年
資本金:約96億円
事業内容:欧州トラック輸送業、海上・航空・鉄道フォワーディング業、倉庫業
従業員数:約750名
保有車両台数:約500台
拠点数:リトアニア国内7か所、海外9か所