王子ホールディングスは9月28日、千葉県船橋市でグループ会社の森紙業が運営する段ボール新工場を建設すると発表した。
120億円を投じ、敷地面積6万7000m2に、月産能力2000万m2の新工場を建てる。
敷地面積の半分程度を建屋の建設に充てる計画で、延床面積は検討中。
工期を2期に分け、1期と2期でそれぞれ月間1000万m2ずつの生産体制を構築する。
1期は着工時期が未定で、2020年4月から順次稼働予定。2期の着工・稼働予定時期は未定としている。
関東地区では、インターネット通販の梱包や配送用途で段ボールの需要拡大が見込めるため、新工場の建設で生産体制を強化し、需要の取り込みを図る。
■新工場の概要
建設予定地:千葉県船橋市高瀬町
敷地面積:6万7000m2
生産能力:2000万m2/月
投資額:120億円
稼働時期:2020年4月から順次稼働予定(1期)