阪急阪神エクスプレスは10月24日、成田空港からトキ2羽をヘリコプターで新潟県の佐渡トキ保護センター野生復帰ステーションへ10月17日に輸送したと発表した。
<トキを乗せた航空機(提供:海南航空)>
<成田空港でのトキ輸送箱取り下しの様子(提供:海南航空)>
<ヘリコプターへの搭載の様子(提供:東邦航空)>
<佐渡トキ保護センター到着翌朝の2羽の様子(提供:環境省)>
トキ2羽(雌雄各1羽、何れも2016年生まれの2歳)は絶滅危惧種の保護・繁殖を推進するため、日本・中国両政府間で締結された覚書に基づき中国から日本へ提供されたもの。中国・陝西省西安から航空機で成田空港に到着後、機側での検疫と輸入通関手続きを経てヘリコプターで新潟県・佐渡空港へ輸送し、佐渡トキ保護センター野生復帰ステーションへ引き渡した。
中国からのトキの輸入は、2007年以来11年ぶり。