東京都は2月14日、整備を進めている東京都市計画道路環状第2号線のうち、豊洲から築地までの約2.8キロメートルの区間を2018年11月4日に交通開放したが、開通後1か月後の利用状況を発表した。
それによると、豊洲から新橋までの平均所要時間が、約15分から約12分に短縮、新橋から豊洲までの平均所要時間が、約22分から約11分に短縮された。これにより、臨海部と都心部のアクセス性が向上したとしている。
また、周辺道路の交通量が減少したという。開通区間と並行する晴海通りと有明通りの交通量が約1割減少した。
また、目的地への移動時間の短縮や、自動車の混雑緩和などの効果を多くの人が実感。晴海通りの渋滞緩和により、バスの遅延や、タクシー・営業車などの走行時間が減少しているという。
なお、環状第2号線は2022年度に全線開通予定。