国際協力機構(JICA)は7月4日、ギニア共和国との間で、「国道3号線スンバ橋架け替え計画」を対象として14億1400万円を限度とする無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結したと発表した。
<署名式の様子>
この案件は、老朽化による落橋の危険性があり、かつ一車線通行であるために渋滞が発生し物流のボトルネックになっている国道3号線のスンバ橋の架け替えを行うことにより、同幹線道路での交通・物流の改善を目指すもの。
この案件により、国道3号線沿線での物流の促進及び経済活動の活性化が期待されているとしている。
なお、この案件の詳細設計のため、2018年12月10日に、5700万円を限度とする無償資金協力の贈与契約を締結済。
■案件基礎情報
国名:ギニア共和国
案件名:国道3号線スンバ橋架け替え計画(Projet de Reconstruction du pont Soumba sur la Route Nationale N°3)
実施予定期間:53か月(詳細設計・入札期間含む)
実施機関:公共事業省
対象地域・施設:キンディア州ドゥブレカ県コリア郡
具体的事業内容(予定):施設整備 スンバ橋の架け替え(橋長77m、PC橋、2車線化)、取付道路(763m)、護岸(210m)、コンサルティング・サービス:入札補助、施工監理