東京ミッドタウン日比谷を運営する東京ミッドタウンマネジメントは9月1日、オフィステナントの従業員に商業施設飲食店の弁当をデリバリーする「オフィス弁当ソーシャルデリバリーサービス」を開始した。
<配達できる弁当の一例>
「ソーシャルデリバリー」とは、消費者同士が他の用事で移動するついでに物を届け合うデリバリーモデル。今回の取り組みでは、オフィスワーカーの代表のほか、東京ミッドタウン日比谷の館内物流を担うヤマト運輸が弁当の配送を担う。
ヤマト運輸が弁当の配送を手がけるのは、今回が初の試み。オフィスワーカーにデリバリーの担い手がいない場合のプレイヤーとして機能する予定で、実際の注文の5割程度を担う見込みとなっている。
サービスの対象店舗は、当初、東京ミッドタウン日比谷内の10店舗からスタートし、順次拡大する予定。利用者はスマホアプリ「JOY 弁」で弁当を注文し、弁当の受け取りをアプリ上のコミュニティ内の誰かに依頼。依頼を受けた代表者が自分の分を取りに行くついでに仲間の弁当もまとめて受け取りに行く仕組みで、代表者には次回の注文から利用可能なポイント(注文金額の10%分)が付与される。