LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





大和ハウス/マレーシアにマルチテナント型物流施設第2弾着工

2020年09月01日/物流施設

大和ハウス工業は9月1日、マレーシア・セランゴール州において、同社マレーシア2棟目となるマルチテナント型物流施設「D Project Malaysia Ⅱ(ディープロジェクト・マレーシア・ツー)を着工した。

<「DプロジェクトマレーシアII」外観イメージ>
20200901daiwahouse1 520x293 - 大和ハウス/マレーシアにマルチテナント型物流施設第2弾着工

<位置図>
20200901daiwahouse2 520x245 - 大和ハウス/マレーシアにマルチテナント型物流施設第2弾着工

マレーシアにおいて多様化する物流施設のニーズに対応するため、2019年1月より「DプロジェクトマレーシアⅠ」(2020年8月竣工、敷地面積約:3万m2㎡、延床面積約1万8000m2、賃貸面積約1万6500m2)を開発。顧客より好評を得、竣工前に満床となったことを受け、マレーシアでマルチテナント型物流施設第2弾となる「DプロジェクトマレーシアⅡ」に着手することになったもの。

「DプロジェクトマレーシアⅡ」は、同社マレーシア初の物流施設「DプロジェクトマレーシアⅠ」の隣接地で、クアラルンプール中心部から南西へ約27km、「クアラルンプール国際空港」から北へ約40km、シャー・アラムの工場や物流施設が建ち並ぶエリアに位置している。

この地区は、シャー・アラム高速道路「コタ・ケムニンインターチェンジ」から約3.5km、クアラルンプール中心部から南西に約27kmの場所に位置。また、マレーシア最大のコンテナ取扱量を誇る「クラン港」から東へ約24km、「クアラルンプール国際空港」から北へ約40kmと、クアラルンプール市内と港湾・空港の中間地点にあるため、製造拠点や物流拠点として海と空の玄関口にアクセスしやすい立地となっている。

「DプロジェクトマレーシアⅡ」は、4テナントの入居が可能で、約4000m2の区画から入居できる物流施設。また、各区画に事務所を設置することもできるなど、テナント企業の様々なニーズに対応することができる。

また、eコマースや小売業者、国内外の食料品を取り扱う企業等複数のテナント企業の入居を想定した物流施設としている。

主な設備・仕様面では、事務所(各区画分)、全館LED照明、敷地内一方通行、フォークリフト充電用コンセント、ドックレベラーを装備している。

■概要
名称:「 D Project Malaysia Ⅱ」(ディープロジェクト・マレーシア・ツー)
所在地:マレーシア・セランゴール州シャー・アラム(Lot 22204, Section 33 Shah Alam, Selangor , Malaysia)
交通:シャー・アラム高速道路「コタ・ケムニンインターチェンジ」から約3.5km
クアラルンプール中心部から南西へ約27km、「クラン港」から東へ約24km、「クアラルンプール国際空港」から北へ約40km
建物用途:マルチテナント型物流施設
事業主・運営会社:Daiwa House Malaysia Logistic Sdn.Bhd(ダイワハウスマレーシア・ロジスティック)
構造・階数:鉄筋コンクリート造 平屋建て(一部2階(事務所部分))
総事業費:約11億円
敷地面積:2万8660m2
延床面積:1万9966m2
賃貸面積:1万6128m2
入居可能テナント数:4テナント
着工:2020年9月1日
竣工予定:2021年8月31日
入居予定:2021年9月1日

関連記事

物流施設に関する最新ニュース

最新ニュース