三菱自動車は9月3日、国土交通省にミニキャブのリコールを届け出た。
不具合の部分は冷却装置(ラジエーターチャンバー)。
エンジン冷却系のラジエーターチャンバー(冷却水内の気泡を分離するための装置)の強度が不足しているため、積載状態で高速度・高回転運転や登坂運転の直後に、エンジン停止を繰返す走行を継続して行なった場合、亀裂が発生し、冷却水が漏れることがある。そのため、そのまま走行を続けると、オーバーヒートが発生し、最悪の場合、エンジンが停止し再始動不可となるおそれがある。
全車両、ラジエーターチャンバーを確認し、対策前品の場合は対策品と交換する。
不具合件数は、349件、事故はなし。リコール対象車の台数は45万6603台。
■型式等は下記URLを参照
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001361507.pdf