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日本郵船/仏船舶管理会社を子会社化、LNG船の船舶管理を強化

2020年10月23日/SCM・経営

日本郵船は10月22日、仏船舶管理会社Gazoceanの全株式を石油・ガスメジャーTOTALから取得し、完全子会社化した。

Gazoceanはフランス・マルセイユでLNG船6隻の船舶管理を行っている、TOTALが80%、日本郵船が20%を出資していた合弁会社だが、このたび同地での船舶管理体制強化、LNG輸送事業の拡大のため、TOTALから全株式を取得し完全子会社化したもの。

日本郵船の全株式取得については、規制に則ってGazocean従業員代表に対して本件の事前通知および説明が実施された。また、フランス関係当局の承認も得ている。

日本郵船グループは中期経営計画〝Staying Ahead 2022 with Digitalization and Green″で掲げた事業戦略に基づき、長期契約などの運賃安定型事業を積み上げるとともに、陸海一体となったノウハウ・技術力を活かし安定的なエネルギー輸送に努めるとしている。

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