コグネックスは3月25日、マシンビジョンとバーコード読み取りプラットフォーム「Edge Intelligence」を発売すると発表した。
このプラットフォームでバーコード読み取りのパフォーマンスをモニタリングするほか、デバイスの管理を行うことで、ダウンタイムの防止や製造と物流のオペレーションでの生産性を高めることができる。
Edge Intelligenceは、インストールも数分以内に完了する。インストール後に、重要なデバイスデータを安全に収集し、その結果が可視化されたダッシュボードに表示される。収集したデータを活用してパフォーマンスの傾向分析や設定変更のモニタリングを行うだけでなく、読み取りのできない画像や妥当性確認に失敗した画像を取得して細かく分析することも可能だ。
また、現場に設置されている複数デバイスや製造ラインのモニタリングも可能で、多数のコネクテッドデバイスの設定やファームに対して更新も一括で実行することができる。さらにデバイスへのあらゆる設定変更を追跡および報告するオーディットトレイル機能を搭載し、その他のインダストリー4.0ソリューションとの統合も容易に行える接続性も備えている。
Edge Intelligenceは、物流、食品・飲料、消費者向け製品、梱包、自動車、医療機器、および家電製品などさまざまな業界において設備総合効率(OEE)とスループットを向上させる理想的なプラットフォームとしている。
■「Edge Intelligence」の内容
http://www.cognex.com/EdgeIntelligence
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