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G7広島サミット/交通規制で渋滞予想、納品・運行時間シフトを

2023年03月06日/3PL・物流企業

警察庁は3月1日、全日本トラック協会や日本倉庫協会などの関係団体に向けて、「G7広島サミット」の開催に伴う交通対策への協力を要請した。

G7広島サミットは、5月19~21日のあいだ広島市で開催。各国の首脳等が空港から宿舎まで車両で移動する場合等に、主要な高速道路や広島市中心部の一般道路で大規模かつ長時間の交通規制が見込まれ、これに伴う交通混雑が予想される。

<高速道路での交通総量抑制対策>
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<一般道での交通総量抑制対策>
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警察では交通混雑を軽減するために、サミット開催期間の前後日を含む5月18~22日にかけて、交通総量抑制対策の実施を予定。

交通規制が想定される路線として、山陽自動車道「本郷IC~玖珂IC」、広島自動車道「広島JCT~広島西風新都IC」、広島呉道路「仁保JCT~坂南IC」、広島高速1・2・3号線の全線、海田大橋の全線と、広島市中心部および広島空港周辺の一般道路を挙げている。

また、広島県警察が想定する交通規制の影響としては、高速道路では広島空港や岩国錦帯橋空港とグランドプリンスホテル広島の間で近畿方面と九州方面をつなぐ東西交通の一部が遮断されることで、迂回路に交通量が集中し、大渋滞が発生するおそれがある。

一般道ではグランドプリンスホテル広島と広島平和記念公園の間で国道2号線などの広島市内の東西をつなぐ路線が遮断されることで迂回路に交通量が集中し、大渋滞が発生するおそれがある。

このため、県警は交通総量抑制対策の期間中、一般ドライバーへのマイカー利用の自粛に加え、業務用車両についても物品の納品等を同期間以外へシフトしたり、運行時間を深夜・早朝へシフトするなど運行調整への協力を求めている。

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