クボタは2月5日、部品調達と供給を行う新会社をタイに設立したと発表した。
世界の最適地から良質かつ安価な部品を安定的に調達・供給するグローバル調達体制を構築することで、全世界の生産拠点のコスト競争力を強化する。
トラクタ、コンバイン、エンジンなどを生産しているタイに部品調達会社を設立し、日本と世界の生産拠点へタイ取引先から部品を円滑に供給するグローバル調達体制の構築を加速する。
これまで生産拠点ごとに行っていた部品調達業務を一元化することで、スケールメリットを生かした価格交渉や品質改善活動の効率化を図る。
当初は、日本、米国の生産拠点向け部品の調達・供給を行うグローバル調達拠点として活用し、日本、米国市場でのコスト競争力を強化し、将来的には、中国、アメリカ等に地域別に部品調達会社を設立し、グローバル調達体制を構築する。
新会社の概要
会社名:Kubota Procurement&Trading(Thailand)
所在地:タイ・チョンブリ県アマタナコン工業団地
事業内容:クボタグループの生産拠点向け部品の調達・供給
設立:2013年1月16日
資本金:1.2億バーツ(約3億円)
出資形態:クボタ100%出資
従業員数:15名(2017年時点)