日本車両製造は3月13日、米国のロシェル工場(米国イリノイ州の鉄道車両組立工場)を拡張し、新たに構体部品工場を建設すると発表した。
<構体部品工場 建設予定地>
<構体部品工場 外観イメージ図>
<カリフォルニア州交通局(Caltrans)向け準高速鉄道用2階建客車イメージ図>
「100% Buy America」の要求に対応する方策の一環として実施するもので、主要部材を内製することによる工程・品質管理の精度の向上、継続的な改善実施による原価低減を狙っている。
米国において構体部品製作から車両納入までの一貫生産に対応できる総合車両メーカーとしての競争力の強化を図る。
■概要
場所:米国イリノイ州ロシェル市 (ロシェル工場に隣接)
敷地面積:9万㎡
建物面積:3万㎡
稼働時期:2014年前半予定
雇用規模:現地にて約80人を新規雇用予定
総投資金額:約52億円