日本通運は、メキシコ日本通運とブラジル日本通運がメキシコからブラジルへの発着一貫責任体制による海上混載輸送サービスを3月から開始している。
メキシコ日通のメキシコシティ、シラオ、アグアスカリエンテス、ケレタロ、グアダラハラ、モンテレイの6拠点で受託し、リオデジャネイロ港とサントス港にあるブラジル日通で引き渡す。
なお、ブラジルでは貨物によっては事前に輸入ライセンスの取得が必要な場合があり、その手続きの不備により、輸入許可を得られず輸送の遅延などが発生する。
日通グループでは、申告書類の事前確認システム「グリーン・ライト」をこの混載サービスに加えることで、着地での手続き上のトラブルを解消し、安定した輸送サービスを可能にした。