SBSフレイトサービスは3月12日、新たに東北地区や関東地区の6営業所にIT点呼を導入し、3月から運用を開始していると発表した。
昨年6月、静岡地区でIT点呼を初導入し、静岡営業所が沼津、下田営業所の深夜や早朝の閑散時間帯の点呼を行う体制を整えた。
その成果を踏まえて、東北地区と関東地区の6営業所にIT点呼の導入を拡大したもの。今回の導入によりIT点呼対象ドライバーは、8営業所で70名となっている。
東北地区は全営業所に設備を新規導入し、八戸営業所を基地局として、青森、盛岡、宮古、仙台の4営業所のIT点呼を開始。
一方、関東地区は静岡営業所を基地局とした、沼津、下田の現状体制に、羽生、埼玉(戸田)を新たに加えた4営業所がIT点呼を行った。
IT点呼は、小規模な営業所の深夜や早朝時間帯の運行管理者の負担を軽減するとともに、点呼記録のシステム化などにより点呼の充実が図れる。また、IT点呼は、Gマーク取得が必須条件となることから運行管理体制の強化や安全教育の徹底につながる、としている。
同社では、まだ、運行管理者の負担が大きい営業所が3か所残っており、今後、それらのGマーク認定を進めることでIT点呼を導入し、安全輸送体制の充実に取り組むとしている。
SBSフレイトサービス/心肺停止社員救う、海老名市消防本部表彰