日新が8月5日に発表した2016年3月期第1四半期の業績は、売上高504億7300万円(前年同期比3.9%増)、営業利益13億9600万円(51.4%増)、経常利益14億5700万円(28.8%増)、当期利益9億5900万円(231.6%増)となった。
物流事業の売上高は370億5800万円(5.8%増)、営業利益は11億4200万円(71.2%増)となった。
日本では、横浜、阪神地区の港湾事業が堅調であったことに加え、自動車部品・機械設備・中古車両の輸出貨物が順調に推移したほか、ISOタンクコンテナを含む危険品の取扱いが堅調に推移した。
海外では、米州は、自動車関連部品の輸出入に加え、生鮮食品関係の輸出が順調に推移したものの、米国西岸港湾混乱により発生した費用の顧客への転嫁が遅れたほか、新規顧客の倉庫業務の立ち上げ費用が嵩んだ。
通期は、売上高2130億円(4.2%増)、営業利益54億円(15.8%増)、経常利益56億円(9.0%増)、当期利益26億円(6.2%増)の見通し。