佐川急便は3月16日、BCAO（事業継続推進機構／Business Continuity Advancement Organization）が主催する「BCAO アワード 2015」の事業継続部門で、優秀実践賞と特別賞を同時受賞したと発表した。
＜授賞式の様子＞
同社は、過去の災害等の経験を踏まえ、経営戦略の一環として危機対応能力の強化を図ることを目的に、BCP（事業継続計画）を策定している。
策定した BCPや事業の継続性を確保するための取り組み（教育・訓練、BCP対策投資、計画の見直し・改善等）である BCM（事業継続マネジメント）を推進し、災害時など不測の事態における対応力・復旧力の向上、強化に努めている。
災害対策基本法で定める指定公共機関（2013年10月に指定）である同社では、物流という社会インフラとしての使命を果たすべく有事の際に迅速な行動と、荷主等のBCPを支える確実な物流が早期に実現できるよう取り組んでいる。
さらに、平時から国や地域・団体等が実施する事態発生を想定した訓練・演習への参画や講師の派遣、異業種企業間とのBCP 交流・連携を推進するなど、対外的な普及・啓発活動、情報発信にも積極的に取り組んでいる。
