国分、雪印アクセス／業務提携

国分（株）と（株）雪印アクセスは、日本国内における中間流通機能の大変革への対応と取引先を含めた流通全体の最適化に寄与すべく、業務提携契約を締結した。
また、業務提携契約に基づき、情報機能の共同利用と共同開発を目的とする新会社を両社で設立した。
Ⅰ．業務提携について
締結日：平成１３年７月３日
目的
消費者動向の変化や生産者から販売に至る流通各層の変革に対応して、中間流通機能の高度化を図り、流通の全体最適に寄与すべく、相互協力を行なうことを目的とする。
提携の範囲・内容
当面、情報機能並びにリテールサポート機能に関する共同利用と共同開発を推進し、今後、取引先のニーズを踏まえ、物流分野、商品開発分野等での取り組みの可能性も多角的に検討する。
Ⅱ．情報機能に関する新会社設立について
情報機能とリテールサポート機能の共同利用と共同開発の取り組みの第一弾として、商品情報、営業支援系コンテンツの充実による質の向上とシステムの共有化を図ることを目的とする新会社を、両社の共同出資により設立する。
新会社の業務
新会社は商品情報、営業支援コンテンツの登録、維持管理およびＦＳＰやＣＰＦＲ等の新営業系システムの企画、開発、活用支援を業務とする。
具体的には国分(株)の営業支援系システムＫＯＭＰＡＳＳと(株)雪印アクセスの営業支援系システムを統合し、小売業支援機能の充実とメーカー・卸・小売業間の効率的な情報共有体制の構築を目指す。
設立日：平成１３年９月１日（予定）
営業開始日：平成１３年１１月１日（予定）
なお、新会社は、国分(株)５０％、(株)雪印アクセス５０％の出資比率にて設立するが、商号・代表者・資本金・本社所在地・従業員数等につきましては、現在、協議中。