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丸紅/メタネックス社(カナダ)などと共同で燃料電池車の普及活動を推進

2001年09月24日/未分類

世界のメタノール市場で25%のシェアーを占める最大手メーカーのメタネックス社(Methanex Corporation、本社:カナダ・バンクーバー、社長:ピエール・チョケット/Pierre Choquette)は、日本での燃料電池車の普及を目的として、昨年11月に三菱商事、三井物産とともに普及活動の推進委員会を設立しているが、この度丸紅(株)を同委員会の新たなメンバーとして迎え入れた。
丸紅は三菱商事、三井物産と同様メタネックス社のメタノールを日本市場で輸入販売しており、この3社で日本における輸入メタノール市場の約半分、100万トンのシェアーを占める。
丸紅は三菱商事・三井物産と共同で燃料電池用のメタノール供給のインフラ整備に協力し、燃料電池車が普及した後の市場拡大に布石を打つと、同時に自動車会社や石油会社、官公庁などとも連携し、燃料電池車の開発動向や燃料供給のインフラ整備の情報を提供し、日本での燃料電池自動車の普及活動を支援する。
燃料電池車は次世代の低公害車の本命で、2003年にも実用化が見込まれ、その燃料としては、当面は段階的に水素を含む炭素化合物燃料から水素を取り出すことになる見通しだが、メタノールはその中でも最も有力な燃料といわれている。
普及活動の推進委員会では当面は特定のモデル地域を設定し、地方自治体などと協力してバスやトラックなど公共部門への燃料電池車の導入を働きかけるとともに、メタノール供給スタンドを運営する実験の実施を検討していく。

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