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DHL/中国で小口混載貨物(海上貨物)の直接輸送サービス開始

2009年04月24日/国際

DHLは4月22日、深センとハンブルグ(ドイツ)、ジェノア(イタリア)、サウサンプトン(イギリス)、ロッテルダム(オランダ)、アントワープ(ベルギー)、ルアーブル(フランス)、バンクーバー(カナダ)を直接結ぶ小口混載貨物輸送(LCL)サービスを開始したと発表した。

小口混載貨物(LCL)は、コンテナ輸送(FCL)に満たない少量の貨物を他の荷主の貨物と同一のコンテナに混載して輸送する海上貨物。

<DHL、中国南部と欧州や北米を直接結ぶ小口混載貨物輸送の新サービス>
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毎週運航を保証するサービスの開始により、グレーターチャイナのみならず日本や韓国などの北アジア諸国の輸出業者は、香港を経由せずに、世界第4位のコンテナ港である深セン港から直接欧州や北米に貨物を輸送することが可能になった。

DHLは全貨物量の97%を自社で輸送しており、DHL独自のシステムや強力なグローバルネットワークを利用することで、貨物や情報の流れ、スピード、正確性、コスト効率、信頼性を管理することが可能。

DHLの小口混載貨物輸送サービスは、港間輸送のみならず、発送地での集荷、混載および再混載、仕向地での配達、通関手続きまで、ドア・ツー・ドアのトータルソリューションを提供する。

この新サービスは、DHLグローバルフォワーディングが中国市場向けに展開している、成長中の小口混載貨物の直接輸送サービスポートフォリオに新たに加わるものです。上海発の輸出小口混載貨物は、釜山(韓国)、ドバイ(UAE)、チェンナイ/ナバシャバ(インド)、イスタンブール(トルコ)、バーゼル(スイス)、ヘルシンボリ(スウェーデン)、デュッセルドルフ(ドイツ)向けに直接輸送サービスを提供している。

また、青島、天津、寧波などの中国の輸送ハブでも小口混載貨物の直接輸送サービスを提供している。

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