伊藤伊／次期システム「ＮｅｗーⅠｔｏｓ」勘定系システムスタート

伊藤伊（株）は、エリア拡大をつづける中、売掛買掛データの増大や生産性向上に対応するため、基幹業務系システムに先だって２００１年１０月１日、次期システムの勘定系ホストを再構築しスタートさせた。
全国の支店から集まった売上・仕入データを本社で一元管理しているが、データ処理量増大に伴う処理時間の短縮と会計データとの連携強化が再構築のメイン。
また今回、危機管理の一貫としてホストコンピュータをハウジングセンターに預けるハウジング方式を採用。ハウジングセンターは耐震構造建築、火災（自動消化）、自家発電装置を備え、地震・火災・長時間停電を回避できる。
これによりノンストップで業務遂行が出来（耐可用性の向上）、勘定系の重要なデータを保護できる事になる。また、磁気テープ等の保管は耐火金庫に毎日バックアップされ２重に保護する。今回ハウジングセンターはＮＥＣ中部ソフトウェアセンターに決定し準備を進めてきたが、本社とハウジングセンター間はＮＴＴ西日本のＶＰＮ（メガデータネッツ）９Ｍｂの光通信を利用し、運用操作や帳票印刷はすべて本社で行う。