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富士通、グロービア インターナショナル/製造業向けERPソリューション「glovia.com V6」新発売

2001年11月04日/未分類

富士通(株)とグロービア インターナショナル(株)は、製造業向けERPソリューション 「glovia.com(グロービア ドットコム )」の機能を強化し、「glovia.com V6」として、日本およびアジア地域にて、11月1日から販売を開始した。
本製品は、日本型の生産手法を用いてグローバルに事業を展開している製造業の生産管理に最適。最小システム構成(10クライアント)価格は820万円(「glovia.com V5」と同価格)で、今後3年間で、全世界において1000サイトを販売する予定。
本製品は、米国と欧州で8月より販売を開始しているが、今回、さらに日本とアジア地域へも拡販することにより、グローバルに展開する。
「glovia.com 」は、製造業の心臓部である生産管理を中心とするERPソリューション。「SEIBAN」(製番管理機能)や「後補充機能」(いわゆるカンバン)、「支給品管理機能」などを取り入れているため、特に日本型生産手法を用いてグローバルな事業展開をしている国内外の製造業のお客様に高い評価をいただいており、現在、全世界で約900サイトが稼働している。
今回は、月締め会計処理や生産ライン単位で部材所要量が計算できる機能など日本型生産手法に対応した機能をはじめ、高精度で迅速な生産の日程計画の策定や、海外現地時間での在庫管理、調達拠点での受発注作業を支援する機能を追加。「glovia.com V6」によって、日系企業をはじめとするグローバル企業の顧客はさらに業務の効率化を図ることができる。
本製品(新機能)の特長は以下の通り。
(1)日本型生産手法へのさらなる対応
従来の多国語、多通貨に対応した財務会計機能に加え、今回、日本型会計処理に特有な「月締め会計処理」機能を追加。
従来の工場単位に加え、生産ライン単位で部材所要量を計算できる機能を追加。
当機能によって、きめ細かい部材の所要量管理が可能になり、多様な生産ラインを持つ、日系企業に対応。
(2)部材所要量データと工程スケジューリング機能の連携
在庫や設備能力、治工具、作業者の技能などの状況を制約条件として、高精度な生産の日程計画を策定が可能。
部材の所要量データと工程スケジューリング機能の連携が可能なため、双方を連結するインタフェースの開発が不要になり、生産の日程計画を迅速に策定できる。
(3)グローバルな在庫管理機能
以前からの多国語および多通貨対応機能に加え、「マルチタイムゾーン機能」を追加。これにより、海外の各拠点において、現地時間での在庫管理が行える。
(4)調達拠点の受発注業務をサポート
販売・在庫・購買管理機能などの商社業務機能を提供。同機能と多国語および多通貨機能を合わせて利用することにより、各国間取り引きを実施する調達拠点の受発注業務においてコスト削減とスピードの向上が図ることができる。
販売価格
基本システム 10クライアント 820万円~(最小システム構成) 税別
出荷時期:11月1日より
売上目標:3年間で1000サイト(世界)

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