スバル オブ アメリカ／マニュジスティックスの自動車業界ソリューションを導入

米国マニュジスティックス社は23日、スバル オブ アメリカが、顧客の購買体験を改善し、在庫とコストを削減し、発注から納車までのサイクルタイムを短縮するため、マニュジスティックスの自動車業界ソリューションを導入中であることを発表した。
ワシントン州バンクーバーとインディアナ州ラファイエットにあるスバルの出荷事業所は輸入車、米国産車合わせて年間18万台以上を取り扱っており、付近の施設で付属品を装備した後、全米約600ヵ所のディーラーへと配送している。
スバルはマニュジスティックスのソリューションにより、出荷事業所や生産工場からの供給台数と顧客需要とのバランスを自動的に調整、最適化することが可能になり、強力なプランニングおよびスケジューリング機能により、加工と付属品装備のための労働力および設備能力をより的確に配分することができるようになった。また、輸送手段を問わず、付属品装備を完了した完成車の海外ディーラー網への出荷を最適化し、これを実行することも可能になった。
さらに、系列ディーラーを含めた全組織の担当者は、出荷状況と納車情報をウェブ上で確認することが可能になり、レポーティングおよび分析機能により、サプライチェーンの成功度を測定し、将来のパフォーマンス向上を図ることができるようになる。同社は現在最も知名度と評価の高い小売りチェーンの顧客サービスに匹敵するディーラー・サービス・プロセスの構築を目指している。