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ヤマト運輸/「宅急便メール通知サービス」開始

2001年11月14日/未分類

ヤマト運輸(株)は、平成14年2月より宅急便の依頼主がヤマト運輸のホームページ上で届け事前通知依頼をすることにより、Eメールで受取人に配達日・時間帯を通知する「届け事前通知サービス」と、通知を受け取った受取人により配達日・時間帯の指定・変更ができる「受取り時間帯変更サービス」からなる「宅急便メール通知サービス」を開始する。
なお、サービス開始に先立ち11月16日より、書籍等の販売を行うグループ会社ブックサービス(株)で先行して運用を開始する。
 
背景
(1) 宅急便に対する顧客のニーズで、「いつ来るのかわからない宅急便を待ってずっと家にいるのは嫌だ」等のストレスを持たれる顧客に対応して、平成10年6月に「時間帯お届けサービス」を開始し、依頼主が届け時間帯を指定することによって「待つ煩わしさ」の解消を図ってたが、依頼主が指定する形では、受取人が本当に望んでいる時間帯と一致しない場合もあった。
     
(2) インターネットを活用し、顧客の「荷物を待つ煩わしさ」を解消できるアプリケーションとして「宅急便メール通知サービス」を開発したもの。
     
2. サービスの名称およびサービス内容
(1) サービスの名称
宅急便の荷物を待つ顧客の利便性を高めるため、荷物より先にEメールで配送に関する情報をお知らせすることから「宅急便メール通知サービス」とした。
     
(2) サービス内容
[1]「届け事前通知サービス」
(個人の顧客にご利用いただく場合)
依頼主がヤマト運輸のホームページ上で届け事前通知依頼をすることにより、届け先に配達日・時間帯などの「届け事前通知」をEメールで発信する。
     
(通販業など大口のビジネスユーザーにご利用いただく場合)
EDI(電子データ交換)により顧客からオンラインで出荷データをいただき、そのデータに基いてヤマト運輸が「届け事前通知」メール発信を代行する。
※メール通知代行手数料は別途発生する。
     
[2]「受取り時間帯変更サービス」
通知を受け取った受取人は、パソコンや携帯電話から配達日・時間帯の指定・変更ができる。
     
3. サービスのねらい
(1) 受取人の「荷物を待つ煩わしさ」を解消し、多様化する「個」のニーズへのよりきめ細かい対応が可能になる。
     
(2) 通販等を利用して商品を購入される顧客は、商品の発送時期が不確定な場合が多いために配送状況について把握できず、逐一問い合わせたり、結局キャンセル・返品の手続きを行わなければならないほど手元に届くまでの過程で不満を持たれていた。
その問題も通販業などのビジネスユーザーに「宅急便メール通知サービス」を導入することで、受取人の希望に合わせた商品の引渡しが可能になり解消できる。
     
4. ブックサービスにおける先行運用
11月16日より、ブックサービスにおいてサービスを開始する(利用できるエリアは、東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県・茨城県・栃木県・群馬県・山梨県の全域)。ブックサービスを利用する顧客の半数以上がインターネット環境を保有されており、インターネットによる注文が飛躍的に増加していることからブックサービスにおいて先行導入する。
     
5. サービス開始時期
平成14年2月を予定(届け事前通知・受取り時間帯変更ともに全国・全エリアにて展開予定)。
宅急便メール通知サービス」は現在ビジネスモデル特許申請中。

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