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太平洋工業/SSAグローバルテクノロジーズジャパンのERPパッケージ「BPCS」を導入

2001年11月26日/未分類

太平洋工業(株)は、SSAグローバルテクノロジーズジャパンのERPパッケージ「BPCS」による統合基幹業務システムの導入プロジェクトを開始した。
同プロジェクトでは日本アイ・ビー・エム(株)がシステム構築のコンサルテーションから開発・導入までをSI(システム・インテグレーション)の形で提供。これにより太平洋工業は、販売、生産、購買、会計の業務を統合化し、リードタイムの短縮と管理サイクルの短縮を実現し競争力を強化する。
中部地域には自動車部品業界の企業が多数集中しており、以前からシステム再構築の実現は重要課題だった。しかし、かんばん方式などを活用した出荷生産形態の複雑さなどの理由でほとんどの企業がERP導入を検討しているにもかかわらず実現が困難だった。
太平洋工業はビジネスプロセス改革プロジェクトの一環として、新しい企業管理システムを導入することを決定し、数社のERPパッケージを検討した結果、SSA グローバル テクノロジーズ ジャパンのBPCSを採用した。
BPCS採用のポイント
● 生産管理を得意分野とする
● リーン型の生産に対応可能
● 自動車部品業界に適したソリューションが充実している
● 業務改善のツールとして活用できる
● その業界への優れた知識を持つコンサルタントが豊富である
● Open eRP としてのシステム拡張性が高い
● ワールドワイドでの導入事例が多い
今回の導入によって太平洋工業は、原価低減意識の高い自動車部品業界で、常に市場での競争優位を創出し更に競争力を強化することが可能になる。企業運営の基盤となるERPパッケージBPCSは、競争激化の自動車部品業界において、ビジネスプロセスの迅速化、コスト削減化を実現することにより、顧客への満足度向上を実現させる。
太平洋工業の導入プロジェクトは、国内生産拠点において100ユーザーを対象に、会計、販売物流、生産管理の全分野に導入予定で、2002年の6月には第一次サービス・インを予定している。プラットフォームはIBMの、高い信頼性とコストパフォーマンスの中堅企業向け統合ビジネス・サーバー「e(e-businessロゴ)server iSeries」を使用する予定で、導入は日本IBMがSSAとの協業のもと、SIで行う。太平洋工業ではさらに、今後は国内に限らず、海外展開としてグローバルな業務改革プランを進めていく方針。

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