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沖電気工業/ロゼッタネットの導入支援サービスに参入

2001年12月03日/未分類

沖電気工業(株)は、電子調達のグローバルスタンダードである、ロゼッタネットの導入支援サービスを開始した。
同社は、20年間にわたり蓄積した独自の付加価値情報(製造情報、品質情報、環境情報等)を持つ100万点以上の電子部品データベースを提供して、日本で初めての「ロゼッタネット準拠の電子部品データベース構築支援サービス」を開始するなど、企業向けロゼッタネット導入支援サービスに参入する。
ロゼッタネットは主にパソコン、電子部品、半導体の各業界の電子調達標準プロトコルになっており、今後他の業界にも幅広く使用されることが見込まれている。
製品/部品情報のグローバルな検索・発信が可能なロゼッタネットの導入により、企業は電子化による取引迅速化と省力化、在庫削減、電子部品等マーケット拡大、取引先からのロゼッタネット要求対応、等の効果が見込まれる。
ロゼッタネットジャパンでは2001年3月既に実証実験を終了し、IT業界では2001年後半から受発注取引等に本格的に利用される段階となっている。
同社では「ロゼッタネット準拠電子部品データベースの構築支援サービス」と「ロゼッタネット導入支援サービス(受発注系取引)」「ロゼッタネット準拠電子部品データベースASPサービス」の3つのサービスを販売開始し、成長するロゼッタネット導入サービス市場でシェア30%確保を狙う。
今後は、ロゼッタネットの導入を中小サプライヤへ展開することを考え、低価格なソリューションの検討を行ないます。また、弊社では購買部門でのロゼッタネット取引導入を進めており、現在250社あるEDI取引先に対して順次ロゼッタネット取引を勧め、今年度中に取引を開始していく計画。
<弊社が提供するロゼッタネット導入支援サービス>
■ロゼッタネット準拠電子部品データベースの構築支援サービス(e-CALS準拠)
ロゼッタネット準拠の検索エンジン、データベースのマッピング、データのクレンジングツールとして、この分野で先行しているパラメトリック・テクノロジー社の「Windchill PartsLink」を使用して以下のサービスを提供。
サービスの概要
(1) 沖電気が蓄積した電子部品コンテンツ(現在100万個以上)をロゼッタネット、e-CALS準拠にマッピングを行い提供する。
(2) 電子部品情報を構築するために必要となるパラメトリック・テクノロジー社の「Windchill PartsLink」をバイヤ、サプライヤのニーズに併せて提供。
(3) 各種評価システム(実装評価システム、コスト評価システム等)を提供する。
販売計画
販売目標:年間30セット
販売価格:2000万円~(部品点数により異なる)
■ロゼッタネット導入支援サービス(受発注系取引)
既に米国のIT製造業、EMS企業での導入実績が高い、ペレグリン社の「ペレグリンB2Bインテグレーション」を使用して以下のサービスを提供する。
サービスの概要
(1) アセスメントの実施
・ 企業の課題、ロゼッタネット取引に対するニーズ、現状の基幹系システム(ERP/レガシーシステム)の調査
(2) B2Bのビジネスモデルの作成支援
・ 取引ニーズを充足するためのPIP(Partner Interface Process)の選定と企業間ビジネスプロセスの作成支援
・ 取引を自動処理するための企業内プライベートプロセスの作成とオブジェクトのマッピング作業
(3) バックエンドシステムとの統合化の実現と改善のご提案
・ 在庫管理、受注管理、購買管理、生産管理システムの改善のご提案
・ バックエンドの基幹系システムとのアダプタが既に多数用意されており、それらのツールにより基幹系システムとの結合
(4) パッケージのインプリメンテーション、相手企業とのテスト、評価の実施および運用保守サービス等
販売計画
販売目標:年間30セット
販売価格:850万円~
■ロゼッタネット準拠電子部品データベースASPサービス
サービスの概要
ことし7月にサービスを開始した、電子部品情報検索サービス「COINServR-Net」(コインサーブ・ネット)のデータベース(現在100万個以上)をロゼッタネット、e-CALS準拠に整備し、ASPサービスとして提供する。
販売計画】
販売目標 :250ユーザ
販売価格 :1ID当り 1万円/月です。
サービス開始時期:2002年3月

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