バーン ジャパン／製造業向けERPアプリケーションiBaanERP5.0c日本語版、発表

バーン ジャパン（株）は、iBaanERP5.0c日本語版を発表。来年3月より販売を開始する。
iBaanERP5.0cは、バーン社の製造業向けBtoBコラボレーションを実現する新製品体系“iBaan”のエンタープライズアプリケーション群の中核製品で、製造業向けERP製品として世界的に評価のある同社の最新ERP製品。
従来からの製造業向けの先進機能（ダイナミックビジネスモデリング（パラメータ自動設定）、ハイブリッド・マニュファクチャリング（複合生産管理）、マルチサイト（多拠点展開）等が大幅に向上されると共に、最新のインターネット技術を採用したWeb対応アプリケーションへと進化している。
具体的には、シン・クライアント対応、XML形式での帳票データの自動生成、等。
また、同日発表されましたバーン社のEAI製品“iBaan OpenWorld v2.2”にはiBaanERP5.0c用の接続ソフトウェアが標準で提供されており、他社ERP製品、PDM製品、レガシーシステムとのトランザクションデータ交換が容易になっている。
本製品の販売開始は2002年3月より、出荷は2002年4月よりを予定している。
■iBaanERP5.0c製品構成
製造業の基幹業務（計画・調達・製造・販売・物流・会計）機能を実現する以下のアプリケーションから構成されている。
エンタープライズモデラ
ビジネスモデリングツール（業務機能・業務フローの設計・変更）
企業計画
大日程、中日程、少日程の各種計画を立案、MPS、MRP、CRP、DRP、PRPの一元管理、マルチサイトも対応
業績情報管理
日次業務実績をリアルタイムに分析報告
オーダ管理
価格管理、販売見積り、受注、購買見積り、購買契約、購買、等
製造
見込と受注の混合生産管理、製番管理、工程管理、外注管理、実際原価把握、等
倉庫管理
倉庫管理、棚管理、クロスドッキング、預託委託管理、梱包材、在庫評価
財務会計
総勘定元帳、売掛買掛、原価配賦、予算管理、財務諸表、固定資産、資金管理
サービス
設置管理、定期保守、コール管理、保守契約、サービスオーダーと履歴管理
プロジェクト
見積、契約、プロジェクトスコープ立案、調達実行、進捗記録、請求、管理資料
コンフィグレータ
製品仕様を受注に紐つけ、確定部品表を構成
品質管理
品質管理基準を定義、入庫検査・工程検査に紐付実績を登録。評価レポート作成
中央請求
会計で集約された請求処理
電子商取引
EDI、等
オープンなIT環境への対応と追加開発のためのツールも標準提供される。
ポーティング・セット（仮想プラットフォーム環境）
ERPツール（4GL）
関連アプリケーションとして以下のものが提供される。
Enterprise Business Model
製造業向け先進ビジネスモデル（テンプレート）
WebTop
シン・クライアント
Crystal Enterprise
レポーティングツール（クリスタルディシジョンズ社）
■iBaanERP5.0c動作環境
・サーバーシステム iSeries、AIX（UNIX）、HP-UX（UNIX）、Solaris(UNIX)、WindowsNT/2000 (WindowsXP対応予定)
・サーバーデータベース UDB DB2、Oracle、Informix、SQLServer/2000
・クライアントシステム Windows、UNIX（WebBlowser対応クライアント）
※バージョン等の詳細は別途問合せ。
■iBaanERP5.0c販売及び出荷時期（予定）
・製品販売開始：2002年3月
・製品出荷開始：2002年4月
・サポート開始：2002年4月
■iBaanERP5.0c販売価格：別途問合せ