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フレームワークス/ウルシステムズと提携、Webに積極対応

2001年12月06日/未分類

(株)フレームワークスは12月5日、ウルシステムズ(株)と業務提携し、ロジスティクス分野におけるWeb対応を積極的に展開する。
フレームワークスはWMS(Warehouse Management System、物流センター管理システム)を中心としたSCMソリューションの販売を進めているが、企業間ネットワークにおけるインターネットの浸透に伴い、Web技術「UML、Java、XML」応用が必要になっている。
同時にWMS、インターネットとの処理能力、柔軟性、拡張性、信頼性を高めるなどの顧客へのシステム導入のコンサルティング業務が求められているため、大規模Webサイトの構築を専門とするコンサルティングファームであり、eBusiness構築技術で国内トッププラスの実績のあるウルシステムズ社と提携する事になった。
ウルシステムズ社は、顧客からのロジスティクス分野、SCM分野への多様なニーズに対して、フレームワークスのロジスティクスコンサルテーションと密接に連携しながら、大規模なサプライチェーンマネジメントシステムを構築するサービスを提供していく。
<背景>
e-Businessは、インターネット上のバーチャルな世界で実現されていますが、そのビジネスを支えるためにリアルな世界でのロジスティックスが、情報と同期して動かなければなりません。生産、物流、販売の各要素が有機的に連携することによって、初めてビジネスが本格的にまわり始める。
フレームワークスは、株式会社エクゼ(旧社名)として、1991年に設立以来、製造・販売・物流の最適統合化を行うサプライチェーンシステムのインテグレーターとして一部上場企業を中心とした国内・国外向けシステムを企画・開発を行ってきた。 1997年にはそれまでの業務ノウハウ、開発技術をもとに「NexusⅡ」という、物流管理パッケージシステムを開発し、より簡単に・安価に物流管理のソリューションを提供できるようになった。
ビジネスを加速するためには、既存のロジスティック系のシステムをインターネット上で有機的に連携し、ECサイトなどともシームレスに接続する柔軟性、拡張性を備えた包括的システム統合プラットフォームが必要。
フレームワークスが提供するWMS「Logistics Station」は、こうしたニーズにこたえ、より高度な最適化の仕組みを備えたものであり、システムのコンセプトにはオブジェクト指向の考え方を全面的に取り入れ、業務モデルを反映したソフトウエア構成にするほか、実装には先進技術であるサーバーサイドJavaの技術(J2EE)を採用した。
ウルシステムズ社は、ユーザーのビジネスモデルをオブジェクト指向に基づいたモデリング手法で正確に表現し、J2EEのアーキテクチャ上にコンポーネントとして実装する一貫した構築方法をビジネスの柱としている。
最近のWeb構築は、ノンストップのビジネスを支えるために高可用性、高信頼性が要求されるほか、スケーラビリティの確保、機能拡張や変更に対する柔軟性などを実現しつつ、しかも短納期で稼動させければならないという技術的チャレンジを含んでいる。
ウルシステムズ社は、このような厳しい要求を満たせるように開発を最適化するベストプラクティスを取り入れたシステム構築のフレームワークを独自に開発。これを適用することで、大規模Webサイトでも短期間にサービスを開始させることを可能にしている。
<両社の役割>
フレームワークスは、長年培ったロジスティックスの業務ノウハウをベースに「Logistics Station」を開発し、OEM、パートナー経由も含めグローバルに展開していく。
ウルシステムズ社は、大規模Webサイト構築で培ったオブジェクト指向のモデリング技術と、インテグレーション能力によって「Logistics Station」の提供するソリューションを最大限生かし、顧客ニーズに完全にフィットするシステムを構築する。両社の協力体制によって、サプライチェーンを構成する企業グループ向けに短期間にカスタマイズを行い、確実に機能するサプライチェーンを確立する。
また、各種展示会や広告宣伝活動において、共同のマーケティング、プロモーションを展開する。
<今後の展開>
フレームワークスは、2002年8月以降に「Logistics Station」のサプライチェーン全体ロジスティクスマネジメント機能をリリースする予定で、両社共同で積極的にプロモーションを実施。SCMコンサルティングとシステム構築ビジネスを展開する。

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