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国土交通省/インターネット、携帯電話で私鉄、地下鉄の運行情報をリアルタイムな提供を実験

2002年02月03日/未分類

国土交通省は、首都圏の大手民鉄9社及び公営地下鉄2局を対象とした鉄道運行情報リアルタイム提供実証実験を平成14年2月1日より開始した。
インターネット及び携帯電話を活用して、各社局の列車の運行情報を統合的かつリアルタイムに提供します。
主旨
国土交通省は、IT化の進展に対応した鉄道事業者の情報提供方策の一環として、鉄道運行情報を統合的かつリアルタイムに提供するシステムを構築し、首都圏の大手民鉄9社及び公営地下鉄2局の協力の下、平成14年2月1日午前10時から、インターネット及び携帯電話により、列車の運行情報を家庭や職場に提供する実証実験を開始する。
実証実験の目的
IT化の進展に対応し、鉄道運行情報を統合的かつリアルタイムに提供することによる鉄道利用者の利便の向上を図るため、これを実現するシステムについて実用面から検証することを目的としている。
複数の鉄道事業者が統一的な基準に従って鉄道運行情報を提供し、インターネットや携帯端末を活用した鉄道運行情報の提供の有用性の検証を行うとともに、課題の抽出を行う。
一部の鉄道事業者については、既に自社ホームページにおいて、運行情報を提供しているため、これらの鉄道事業者については、リンク方式を採用することにより、統合的な運行情報提供を実現していく。
実証実験の概要
提供する情報
首都圏の大手民鉄9社及び公営地下鉄2局の列車の運行情報を提供。
列車の運行情報として、遅延、運転見合わせ等の発生の有無、振替輸送の状況等の情報を提供。
上野、池袋、新宿、渋谷、横浜の5つのターミナルに乗り入れている路線の情報は、ターミナル毎に検索することが可能。
配信基準
次のいずれかに該当する場合に、運行情報を配信します。
運転を見合わせた場合または見合わせる場合
不通区間が発生した場合または発生が見込まれる場合
30分以上の遅延が発生した場合または発生が見込まれる場合
振替輸送、代替輸送を行った場合または行う場合
情報提供の対象範囲(=実証実験協力事業者)
次の各鉄道事業者の全路線を対象としています。
(1) 首都圏の大手民鉄9社
東武鉄道、西武鉄道、京成電鉄、京王電鉄、小田急電鉄、東京急行電鉄、京浜急行電鉄、相模鉄道、帝都高速度交通営団(営団地下鉄)
(2) 首都圏の公営地下鉄2局
東京都交通局(都営地下鉄)、横浜市交通局(横浜市営地下鉄) 
情報提供時間
原則として、始発から終車まで。
2月1日(金)は、午前10時から、情報提供を開始します。
情報を提供する媒体
実験の成果をより効率的かつ効果的に得るため、既にJR東日本の運行情報を提供し、利用者のヒット件数の多い、「駅前探険倶楽部」を利用し、下記のURL等から情報の提供を行う。
(1) インターネット
http://www.ekitan.com/
(2) 携帯電話
a) iモード  http://ekimae5.toshiba.co.jp/im/realexp/
b) EZweb  EZインターネット→地図/交通/旅行→鉄道・交通→駅前探険倶楽部
c) J-スカイ J-スカイwebメイン→交通・トラベル→鉄道→駅前探険倶楽部
実証実験の期間
平成14年2月1日(金)~平成14年3月20日(水)
評価方法及び評価ポイント
ホームページへのアクセス件数を調査するとともに、インターネットの同ホームページ上で、利用者に対するアンケートを行う。また、協力事業者に対しヒアリングを行います。
 主な評価ポイントは以下の通り。
(1) 利用者の視点から見た有効性
鉄道運行情報のリアルタイムな提供による利便性の向上
複数事業者にわたる情報の統合的な提供による利便性の向上
インターネット及び携帯電話を活用した情報提供による利便性の向上 等
(2) 事業者の視点から見た有効性
異常発生時における乗客の円滑な誘導への寄与
業務効率化や、情報化への寄与 等
(3) システム整備に係る課題
情報提供に係る運用性等
アンケートご協力のお願い
実証実験期間中、3.に記載したホームページ等でアンケートを行っている。

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