森ビル／原宿地域限定モバイルポータルサイトでＧＰＳ位置情報利用サービス開始

森ビル（株）、森ビル流通システム（株）、および日本電気（株）の3社は、店舗への集客につながる新しいサービスとして、GPSに対応した位置情報を利用した地図情報サービスを「MAP原宿＋」(マップはらじゅくプラス)の名称で3月19日より開始した。
新サービスは、KDDI株式会社がau携帯電話向けに行っているGPSナビゲーションサービス「eznavigation」をプラットフォームとして、利用者のいる現在地を判別することにより、近辺の登録された店舗を検索して地図に表示させることが可能となっている。
主な特長
GPS位置情報を利用した新しいサービスの提供
「eznavigation」対応のau携帯電話を持つ利用者の現在位置を、地図上に正確に表示できる。(最高の条件下で誤差5～10m)更に、周辺にある店舗を簡単に検索し、利用者の現在位置と店舗の位置を同一地図に表示させることにより、目的地までの最適な経路を表示することが可能となっている。
店舗やショッピングセンターなどの情報提供者は、地図と店舗情報、最新のイベント情報を組み合わせて提供することが可能になり、リアルタイムな顧客の誘導が可能。
歩く人にとって最適な地図情報サービスの提供
提供する地図・店舗・ランドマークの情報は、原宿地域限定で買い物や食事に訪れた人のニーズに合わせて独自に収集しているため、利用者は最新の情報をリアルタイムに入手することができる。(検索可能なランドマーク750件、登録店舗数400件)
現在地や店舗が表示される地図は、（株）アーパスが開発したシステムを採用することにより、携帯電話の画面に合わせて最適なサイズ・解像度のものが自動的に生成され、移動や拡大・縮小も可能になっている。
森ビル、森ビル流通システム、NECの3社は、2000年12月より原宿地域に特化した地域限定ポータルとして、店舗情報やファッションなどの口コミ情報などを、提供する実証実験サービス「原宿BOX」の運営を行なっており、2002年2月末現在で累計会員数6万人、平均ページビューは2月実績で1日平均9.2万件、口コミ情報の投稿数は1日平均350件・累計7万件を超える。