三菱重工東日本販売／「回収冷媒集積センター（仮）」設立

三菱重工業（株）の関連会社、三菱重工東日本販売（株）は、４月１日のフロン回収破壊法の施行に伴い、傘下業者の回収済みフロンを１か所に集積して破壊業者に引き渡すための、「回収冷媒集積センター（仮）」を設立し、営業を開始する。
東日本販社は既に“第１種フロン類回収業者”として登録し、自社でフロン回収業務を実施しているが、４月からは東日本販社の管轄エリアを対象に、フロン回収破壊法の対象製品である業務用空調機および冷凍機器から回収されたフロンを、販売店やサービス店等から集積する。
回収されたフロンは、一括して破壊処理業者へ引き渡し、フロン破壊処理の終了後、ご要望に応じて破壊証明書を発行する。
三菱重工業は、すでに冷熱事業本部サービス部門においてフロン回収技術講習会を開催して社内周知を図っており、また東日本販社をはじめ各関連会社においても回収技術教育を実施、フロン回収破壊への取り組みを強化している。
まずは、東日本販社で営業をスタートし、中部、近畿エリアにおいても順次開設する予定。今後もフロンの回収から破壊までの確実なルート作りを図っていく計画。