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イムコス/「グーポンサービス」マツモトキヨシ」全店で本格稼動

2002年04月08日/未分類

(株)イムコスは、全国共通ポイント「グーポンサービス」を4月10日から商用サービスを開始する。
(株)マツモトキヨシ532店の全店に本格導入し、今後、順次加盟小売店および参加メーカーを拡大していく。
「グーポンサービス」のマツモトキヨシでの商用サービス開始時点における参加メーカーは、P&G、クレシア、貝印、ピジョンほか、計13社、対象商品は約40品目で、5月からさらに12メーカーの参加が確定しており、今後も参加メーカー、対象商品とも順次増やしていく。
「グ-ポンサービス」は、消費財メーカーや小売店が、ターゲットとするタイプの消費者会員を指定して、特定商品または買上総額に対し特典ポイントを発行できる新顧客サービス。
このシステムに登録した消費者会員は、商品購買時に店頭のPOSレジで会員カードを提示するだけで特典ポイントを付与され、ある程度貯まった時点で商品券などに交換できる。
対象商品やポイント数は、携帯電話またはPCからインターネット経由でアクセスできる、グーポンサイト(http://www.goopon.com/)の中の会員専用ページにて案内している。
今回、マツモトキヨシでは現金ポイントカードを導入するが、このマツモトキヨシ負担のポイントはグーポンポイントとして貯まる。これにメーカーが原資負担する「グーポンポイント」も加わり、合算されるため、消費者会員にとってはポイントの貯まるペースが速くなる。
小売が負担するハウスポイントにも共通ポイントを採用するのは、大手小売チェーンではマツモトキヨシが最初。こうした「グーポンサービス」の対消費者訴求力の高さをアピールしながら、加盟小売店、参加メーカーを拡大し、2003年3月末に消費者会員(グーポン会員)100万人を目標としている。
これまで直接に消費者と接点をもたないメーカーにとって、グーポンサービスは特典ポイントによる直接的な販促手段を獲得できるだけでなく、消費者の購買行動パターンを入手・活用でき、個客時代にあったマーケティングに変えることができる。
小売にとっては、従来使っていた自社用のカードにプラスしたサービスであり、余分な費用負担がなく、商品を値下げせずに消費者へ値引き感を与え、購買意欲向上につなげることができる。

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