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ホンダエンジニアリング/次世代型薄膜太陽電池を開発

2002年04月21日/未分類

ホンダエンジニアリング(株)は、従来の太陽電池に対し低コストな非シリコン系化合物を主要材料とする次世代型の薄膜太陽電池およびその量産化技術を独自開発した。
非シリコン系原料を使用した薄膜太陽電池は、これまで面内の性能均一性が悪いなどの欠点が課題となっていた。今回の次世代型薄膜太陽電池は、問題点を解決するプロセス技術を独自に開発したもの。
新型太陽電池の主な特徴は、素材に非シリコン系原料である銅-インジウム-ガリウム-セレン(CIGS)化合物薄膜を使用することで、製造時過程で必要とされる消費エネルギーを、従来の結晶シリコン系太陽電池と比較して数分の1に抑えることが可能。
薄膜電池としては最高レベルの光電変換効率を達成(アモルファス・シリコン系と比較して約20%UP)したことにより単位電力あたりの発電コストを一般家庭用電力料金以下とすることが可能。
ホンダエンジニアリングは、この新型太陽電池の実用化の第一ステップとして、2002年春より、静岡県細江町にあるHondaの細江船外機工場に同太陽電池の設置(年間積算発電量10万KWh)を開始する。今後は、国内外の本田技研工業の生産拠点への導入や、さらには大口需要者向けへの外販も検討していく。

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