NTTコミュニケーションズ(株)は、ASP型車両運行情報提供サービス「e-Transit」において、GPSナビゲーション機能付き携帯電話(GPS携帯電話)を対応機器として追加し、4月中旬より(株)キユーソー流通システムとともに、商用サービスに向けた実証実験を実施。6月よりサービス提供を開始する。
e-Transitは、2001年5月1日のサービス開始以来、低額の利用料金で車両運行管理の大幅な効率化を実現するソリューションとして顧客よりご評価されているが、利用に必要な車載機については、機能を絞った廉価な車載機へのニーズに対応するため、新たにGPS携帯電話をe-Transitの対応機器としてサポートを開始する。
サービス概要
「e-Transit」は、車両の現在位置やドライバーの状況、目的地までの所要時間情報等をインターネット経由で提供し、車両運行管理の大幅な効率化を実現するASP(アプリケーション・サービス・プロバイダー)型情報提供サービス。従来は、車載型のGPS受信機及びパケット通信機(以下、車載機と総称)を利用によるものだけだったが、新たにGPS携帯電話でのサービス利用が可能となる。
GPS携帯電話対応による効果として、2004年度までに20 000台、年間5億円の売上を見込んでいる。
GPS携帯電話対応による効果
(1)安価な導入コスト
GPS携帯電話は、端末コストが従来のe-Transit対応車載機の5分の1以下と非常に安価なため、e-Transit導入コストを更に低廉化することが可能。
(2)設置・設定の容易さ
GPS携帯電話は、車両での利用にあたり、設置のための複雑な配線等は一切不要。GPS携帯電話を車両へ持ち込んでいただくだけで、e-Transitの利用が可能。
(3)柔軟な運用
GPS携帯電話は持ち運びが自由なため、一時的に車両から離れる際も、そのままe-Transitのご利用が可能。GPS携帯電話へ入力したメモを会社へ連絡する等、利用シーンが広がる。また、必要時以外は通常の携帯電話としてご利用いただけるため、無駄がない。
3.利用できるGPS携帯電話
auのC3001H、C3002K、C5001T(制限事項あり)に対応。今後、各社が発売を予定しているGPS携帯電話にも順次対応していく。
4.利用料金
月額料金は従来の車載機のメニューと同様で、車両1台(GPS携帯電話1台)につき3 000円。
なお、e-Transit月額利用料以外の費用として、初期事務手数料が車両1台(GPS携帯電話1台)につき3 000円必要になるほか、携帯電話事業者に対するGPS携帯電話の基本使用料、通信料(パケット通信)とインターネット接続料の支払が別途生じる。
5.提供開始日
2002年6月1日よりサービス開始。(5月より先行予約の受付を開始)
サービス開始に先立ち、4月中旬より(株)キユーソー流通システムとともに、商用サービスに向けた実証実験を実施する。
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NTTコミュニケーションズ/ASP型車両運行情報提供サービスにGPS携帯電話利用開始
2002年04月18日/未分類
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