バーン ジャパン／「iBaan for PLM」国内販売開始

バーン ジャパン（株）は、製造業のE-Businessを支えるバーン社のBtoBコラボレーションソリューション“iBaanスィート”を構成するPLMソリューション「iBaan for PLM」の国内販売開始を6月から開始する。
「iBaan for PLM」は、製造業の課題である受注生産への移行に対応する先進のPLMソリューションスィート。これまで大きな課題となっていた、設計、調達、製造、販売、サービスといった部門間における情報格差を最小限にするため、PDM製品で管理される設計部品表、ERP製品で管理される製造部品表、販売支援システム（Configuration製品）で管理される販売部品表を連携させている。
製品のライフサイクル全体にわたり、一貫性のある製品情報管理を実現。新製品の企画、開発、試作から量産への移行が短期間で実現可能になるとともに、既存製品の設計変更を製造・販売現場へ迅速に反映。さらに、部品表間での製品構成を比較したり、設計変更がコスト、在庫、製造工程など経営全体に与える影響を事前に分析することも可能になっている。
また、Webベースでオープンかつ柔軟なアーキテクチャを採用。クライアントとアプリケーションサーバ間はHTTP経由でXMLメッセージを介して行う。セキュリティ面は、ユーザの役割に応じたアクセス権が設定でき、ユーザ定義可能な暗号方式も利用可能。さらにRosettaNetなどの標準化にも対応し、バリューチェーン内の各ユーザと効率的なコラボレーション（協業）を実現する。
既に海外においては100社を超える導入実績を持つ同ソリューションで、国内における販売は初めて、同ソリューションの販売開始は2002年6月、出荷開始は2002年7月を予定している。
iBaan for PLM（日本語版）製品構成：
1）iBaan Product Data Management 6.1
情報管理：製品情報（ドキュメント、部品表、品目マスタ）を管理
変更管理：製品情報の変更履歴を管理
ワークフロー：承認、変更に必要なワークフロー機能を装備
ERP連携機能： iBaan ERP とのインターフェースを標準装備
ユーザインターフェース：Windowsベースの使いやすい操作性
2）iBaan Lifecycle Analyzer
部品表の差異比較機能
インパクト分析：ERPからコスト情報、在庫情報等を参照
3）iBaan Product Packager
製品情報のインポート、エクスポート機能
部品表と関連ドキュメントのパッケージ化機能
XML標準対応機能
4）iBaan PDM Development Toolkit
クライアントアプリケーションとiBaan PDMとのインターフェース開発ツール
5）iBaan PDM integration for MS Office
MS－Office製品とのインターフェース
関連製品（英語版）
iBaan CPC、iBaan PDM Navigator、iBaan Enterprise Knowledge Manager、iBaan Lifecycle Reporter、iBaan PDM integration for AutoCAD 14/2000、iBaan PDM integration for Pro/ENGINEER 2000i
iBaan for PLM動作環境：
サーバーシステム Windows2000
サーバーデータベース Oracle 8i、SQL2000（予定）
クライアントシステム WindowsNT/2000
※バージョン等の詳細は別途問合せ。
iBaan for PLM販売及び出荷時期：
製品販売開始： 2002年6月
製品出荷開始： 2002年7月
サポート開始： 2002年7月
iBaan for PLM販売価格：別途問い合せ