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i2テクノロジーズ・ジャパン/トヨタ自動車と新日本製鐵、鋼材/加工資材のSC情報一元管理

2002年06月27日/未分類

i2テクノロジーズ・ジャパン(株)は、新日本製鐵(株)がi2テクノロジーズのサプライヤー・リレーションシップ・マネジメント(SRM)ソリューションを利用したシステムの運用を開始したと発表した。
新日本製鐵はi2テクノロジーズのSRMを導入することで、自動車鋼板の受注から納入までを一元管理し、トヨタ自動車(株)の内製工場材との取引に使用する。
新日本製鐵は、管理コスト削減、在庫圧縮、加工コスト削減、輸送コスト削減、さらに緊急例外業務の削減を目的に、2段階でシステムを導入する計画。
今回導入した第1期システムでは、製鉄所における鋼材と、コイルセンター等での加工資材に関する注文・生産進度・品質・在庫情報等をリアルタイムに近い頻度で一元管理することが可能となった。
同時に、豊田通商、豊田スチールセンター、及び製鉄所、営業所を含むバリュー・チェーン全体の関係各部所からWeb画面等を通じ、これらの情報を必要な範囲で参照・入力できる。
第2期システムでは、加工資材から母材まで大量かつ日々変動する情報に対し、最適化シミュレーションが実行され、一貫での最適な製造・加工・出荷計画が策定・実行されることになる。第1期と第2期システムが稼動することで、多様な面での効果が期待できる。
新日本製鐵が導入したのは、i2 SRMのうちマテリアル・アロケーション機能とデマンド・コラボレーション機能。これらの機能により、部品材料の供給者(サプライヤー)とメーカーが協力し、両者間での調達プロセスの最適化を図ることができる。

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