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GM/北米工場全体の生産性を4.5%改善

2002年07月08日/未分類

ゼネラルモーターズ(以下:GM)は、北米工場全体の生産性を4.5%改善、これは、在米の国産自動車メーカー全てを上回った。
米調査会社「ハーバー社」の2002年度生産性改善調査結果によると、カナダ・オタワ州にある、GMのオシャワ第一工場は、昨年来北米にある全ての組立工場の中で最も生産性が改善した。
GMの組立工場は、2000年から2001年までの間に、その生産性を6.8%改善し、これは、複数の工場を所有する自動車メーカー中最高。GMのエンジン及びトランスミッション工場は、各々3.9%、1.3%の生産性を向上、これは国産メーカー中最高。GMのプレス工場は、1時間当たりの生産量を4.3%改善した。
この度の調査結果は、GMの生産性が他の国産自動車メーカーのそれを上回り、海外自動車メーカーのそれとの差が縮小したことを示している。
GMの生産性改善に関する主な内容は以下の通り。
・台当たりの生産所要時間は39.34時間で、これは米国産自動車メーカーを凌ぐと共に、業界最高基準との差を縮小した。
・カナダ・オンタリオ州にある、GMのオシャワ第一工場(生産車種シボレー・インパラ及びモンテカルロ)は、台当たりの生産所要時間が16.79時間で、北米にある組立工場中最良。
・GMの工場は、合計13種類から成る組立分野の内、6分野で第一位。
・オシャワ第一工場は、台当たりの生産所要時間が16.79時間で、中型車生産工場中最良。
・ミシガン州ランシングにある、ランシング工場(生産車種ポンティアック・グランダム、オールズモービル・アレーロ)は、台当たりの生産所要時間が20.11時間で小型車生産工場中最良。
・テキサス州アーリントンに在る、アーリントン工場(生産車種シボレー・タホ及びサバーバン、GMC・ユーコン及びユーコン・XL、キャデラック・エスカレード)は、台当たりの生産所要時間が25.99時間で、フルサイズ・SUVの工場としては最良。
・カナダ・オンタリオ州にある、オシャワ・トラック工場(生産車種シボレー・シルベラード、GMC・シエラ)は、台当たりの生産所要時間が20.95時間で、フルサイズ・トラック工場としては最良。
・ジョージア州ドラビル工場(生産車種シボレー・ベンチャー、ポンティアック・モンタナ、オールズモービル・シルエット)は、台当たりの生産所要時間が25時間で、ミニバン工場としては最良。
・オハイオ州トレド工場は、トランスミッション一基当たりの生産所要時間が3.43時間で、後輪駆動(FR)用トランスミッション工場としては最良。
・ミシガン州ロミュラス工場は、エンジン一基当たりの生産所要時間が3.77時間で、8気筒エンジン工場としては最良。
・GMのプレス工場は、金型交換の所要時間を28分にまで短縮、これは国産自動車メーカーとしては最良。

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