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東芝/企業間電子商取引システムに、インフォテリアの「ASTERIA」採用

2002年07月14日/未分類

(株)東芝は情報機器や電子部品のサプライチェーンを中心としたBtoB(企業間電子商取引)システムに、インフォテリア(株)のBtoBサーバー・ソフトウェア「ASTERIA(アステリア)」を採用した。
東芝は、「ASTERIA」を搭載したSolarisサーバー経由で、東芝グループ内の業務システムと社外の取引先企業のシステムを直接接続し、取引時に生じるさまざまなデータ交換やフローを自動化し、業務効率の大幅な向上を目指す。
「ASTERIA」は、情報機器や電子部品業界における詳細の取引ルールを定めたBtoB標準である「RosettaNet」と、業種・業態を特定せずBtoBに必要な幅広いサービスやコンテンツを定める「ebXML」の2種類の標準に同一サーバー上で対応する。
これは、「RosettaNet」や「ebXML」の持つ各種ビジネスプロトコルを柔軟に組み込む『ASTERIA』のプラグイン機能によって実現されたもので、低コストかつ短期間での取引開始を可能にする。
「RosettaNet」と「ebXML」の両標準に対応した先進的なBtoBシステムの構築により、東芝は「RosettaNet」対応のサプライヤ企業からの効率的な部品購入を2002年7月以降、順次開始すると同時に、さらに汎用的な「ebXML」ベースのBtoB案件にも対応できる環境を整える。
また、取引先企業のニーズに応じて、「RosettaNet」や「ebXML」以外のBtoBフレームワークへの対応も検討する予定。
RosettaNet(ロゼッタネット)=ハイテク業界で、製品流通から電子部品、半導体製造に至るまでのサプライチェーンでの情報共有方式を標準化するために組織されたコンソーシアム。XMLをベースに、取り引きに使用される製品コードや、ビジネスプロセスなどを制定している。
RosettaNet http://www.rosettanet.org/
ロゼッタネットジャパン http://www.rosettanet.gr.jp/
ebXML(イービーエックスエムエル)=全世界的なBtoB電子商取引の取引を可能とするために、XMLのスキーマ、ボキャブラリ、通信方法、取引情報記述法などの、世界唯一の標準を提供することを目的とした団体で、世界で唯一のオープンなBtoBのための標準を目指している。
http://www.ebxml.org/

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